こんにちは、事業会社でマーケティングの仕事をしているyukijiです。前職は広告代理店でした。
今回は私が実際に受けた「アクセンチュア株式会社」の面接の内容をご紹介したいと思います。
【本記事はこんな方におすすめ】
・アクセンチュア株式会社の面接内容が知りたい
・マーケティングコンサルの面接内容が知りたい
・マーケティング系職種の面接のポイントを知りたい
本記事では、私が実際に受けた、アクセンチュア株式会社のマーケティング担当の一次面接の質問と回答例を公開します。
【筆者はこんな人】
・本業は事業会社(一応上場)マーケティング担当。
マーケティング戦略立案からクリエイティブ制作まで行う。
・副業でWEBデザイン。収益は月平均15万円。
・前職は総合広告代理店。スキルがつかない&人間関係悪い環境で当時はうつ病に(涙)
・事業会社マーケターに転職したことが、人生で1番の良い選択だったと本気で思っている。
また、事業会社のマーケティング担当への転職を目指している方は、以下の情報も是非参考にしてみてください!!

面接を受けた会社の概要

今回私が面接を受けた会社は求人の内容はこちらです。
企業名:アクセンチュア株式会社
想定年収:600万円~1,400万円
業務内容:
クライアントの課題に対して、最適なマーケティング施策を立案、実行を支援し、成果向上へ貢献。
∟定量データと定性データを分析し、適切なマーケティング施策の立案
∟マーケティングテクノロジーの導入〜運用まで一気通貫でサポート
必要な能力・経験:
・デジタルマーケティングに関わる実務経験
・プロジェクトの目的達成のためのプロジェクトマネジメントスキル
・データ分析や状況把握からの課題抽出、仮説構築スキル及び解決策提案力
・マーケティング領域及びテクノロジー領域への高い関心及び知識
部署:アクセンチュアインタラクティブ(記事執筆当時)
https://www.accenture.com/jp-ja/careers/explore-careers/area-of-interest/interactive-careers
※(2022年5月8日加筆)4月26日(米国時間)、アクセンチュア インタラクティブを「アクセンチュア ソング(Accenture Song)」に改称すると発表されました。
実際の質問内容
まずは、面接の中で受けた質問と私の回答をご紹介します!
①自己紹介(経歴)
②転職を希望する理由
③アクセンチュアへの入社を希望する理由
④自身の強み
⑤現職でのデータ分析やツール利用の経験について
⑥転職してアクセンチュアで成し遂げたいこと
ちなみに、アクセンチュアの公式HPでは、以下の通り主な質問内容が公開されています!!
実際の面接内容も同様でしたし、そもそも中途面接で聞かれる質問は大体この辺りなので、こちらの質問の回答は基本的に全て用意しておくと良いと思います。
アクセンチュアの面接で聞かれる質問例をご紹介します。部門やポジションによって質問の内容は異なりますが、参考としてご準備ください。
・自己紹介
・職務経歴(ご経験、業務経験、ご自身のスキル 等)
・性格(長所、短所、ご自身の強み 等)
・志望動機(転職を考えたきっかけ・転職理由/退職理由、転職によって実現したいこと/アクセンチュアで実現したいこと 等)
・中長期的なキャリアの希望、今後の働き方の希望
・転職活動に関する情報(他応募企業、志望度、会社選びの判断基準、希望条件 等)
・逆質問(アクセンチュアに関する質問)
引用:https://www.accenture.com/jp-ja/blogs/japan-careers-blog/interview
転職を希望する理由
中途の面接では100%聞かれる質問です。私は嘘が上手く話せないので、毎回本当の理由を伝えています。
・今の環境では実現できない「やりたいこと」がある。※具体的に!
・現職でも努力をしていて、あくまで選択肢の一つとして転職活動をしている
上記の2点をポイントとして伝える時は良い反応が得られることが多いなと感じます。
アクセンチュアへの入社を希望する理由
副業の個人事業を通して、多くの企業がマーケティングで困っているということを体感しました。私がこれまで積んできた経験をもとに、多くのお客様のマーケティング課題をサポートをすることに非常に大きなやりがいを感じています。今後は個人事業ではなく、御社のようなたくさんのお客様を持つコンサルティング会社でさらにたくさんの経験を積んでいきたいと思っています。
また、20代のうちに成長スピードを最大限まで上げられるような、ハードで且つ学びが多い環境に身を置きたいと思っており、今回居心地の良い環境を思い切って捨てて転職をしようと考えております。
超個人的な意見ですが、採用人数が多い支援会社では正直志望理由は重要視していないかな〜とも思っています。逆にこれが事業会社ですと「自社のサービス・理念への思い」などが重要になってくると思うのですが、支援会社はとにかくスキルがあって即戦力になるか?などの方が重視していると思います。
そのため、今回は「20代のうちに成長したいので、めちゃめちゃ頑張ります!気合入ってます!」みたいな内容でお話しました。
前回転職した時の志望理由
これも中途採用の面接では非常によく聞かれる質問です!私は前回の転職では「広告代理店(支援会社)→事業会社」に転職していたこともあり、今回「事業会社→広告代理店(支援会社)」という逆の転職なので矛盾が生まれやすい状態でした。
そのため今回はアクセンチュアへの志望理由に合わせたバージョンでお伝えしました。私は話すのがあまり上手くないので、嘘だとたどたどしくなってしまうという超ポンコツなので、嘘は話さないようにしています。
ちなみに、ケース問題の実施は無し。
ちなみに、事前にメールで「ケース問題があるので準備しておいてください」と案内があったのですが、実際の面接では実施はありませんでした・・・。
ただ、コンサルティングファームの面接では基本ケース問題の実施はあることと、実際にコンサルティングファームで働く場合は必要なスキルなので勉強しておくことをおすすめします!
ちなみに私は例題を解説している動画や本で学び、自分でも問題集を解くを繰り返して対策していました。
また、ケース問題対策を色々調べていたら、コンサルティングファームを受ける人には必須と書いてあった「地頭力を鍛える」という本を1冊読みました。文字通り「地頭力」が鍛えられるような内容で、コンサルではなくてもビジネスマンには非常に役に立つ内容です!
面接を受けて重要だと思ったこと
アクセンチュアインタラクティブの面接に関しては、以下のポイントに注意して、ご自身のスキル・経歴と照らし合わせて準備をするのが良いでしょう。
現職の業務内容に深く突っ込まれる
私は今までマーケティング関連の中途採用の面接を30社ほど受けたことがありますが、その中でも最も現職の業務内容に突っ込んだ面接でした。
例えば、「実際にLPの改善を行う時の思考やプロセスを具体的に説明して。」など、より具体的な内容を質問することで、「即戦力として役に立つのか?」をきっちり見定められている感じがして、緊張しました・・・。
具体的に質問されている時にフンワリ抽象的に返してしまうと、「実際はあまり業務で使ってないのかな?ていうかエピソード自体嘘?」など思われてしまう可能性もあるので、不安な方は事前に整理しておくと良いと思います!
論理性重視
やはりコンサルティングファームの面接なので、論理的な説明能力が求められます。少しでも前後の話と矛盾する発言をしたり、微妙に答えになっていないような回答をすると、容赦無く突っ込まれました・・。
例えば、ざっくりこんな会話がありました。
面接官の方も論理的な方なので、意地悪しているわけではなくて、本当に謎、みたいな感じで質問されるのでそれがまた恐怖でした。。ただ、ちゃんと理由を説明できればOKなので、面接の準備をする時には、自分のエピソードに対して「なぜ?」を問い、回答も合わせて用意するということをすると万全かと思います。
最新のITテクノロジーの知識や経験
アクセンチュアインタラクティブ(アクセンチュアソング)は、いわゆるITコンサルとは違ってもっとクリエイティブやマーケティング戦略立案のような業務がメインなのかなと思っっていたのですが、実際には違いました。ITコンサルとそう変わりはない印象で、最新のツールを導入したCRM施策やマーケティングオートメーションの提案&運用が多いとのことです。
そのため、面接の中でも、私(受験者)のリテラシーや経験値などを問う質問が多かったです。MAツールは個人で導入することは難しいと思いますが、最低限GAやサーチコンソールなどの無料で使えるツールはマスターしておく必要があると思います!
まとめ
- 募集職種の業務内容をしっかり理解した上で面接準備をする。
- 話し方はゆっくりでも良いので論理崩壊しないようにする。
他の記事でもマーケティング職の面接レポートなど転職に関する情報を発信しているのでもしよろしければご覧になってください!!


最後までお読みいただきありがとうございました!面接頑張ってください!応援しています!